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2018-11

犬との散歩、エトセトラ


前回、犬の散歩について、なぜ散歩が必要? 〉 を書いたのですが、もう少しお散歩について書きたいなぁ、と思い、前回に引き続き、お散歩関連のお話で、今回は、〈 犬との散歩、エトセトラ 〉 です。 ( 少し辛口なお話になる・・かな? )

 犬との散歩、エトセトラ

散歩を嫌がる・・・

散歩中に歩かない・・・

他人や他のイヌを見て逃げたり、吠えたり、攻撃的な態度をする・・・

といった諸問題は、散歩の位置づけや社会性不足などが大いに関与しています。

さて、これらの散歩でよくみられる諸問題 ( イヌの行動 ) には必ずそのような行動をする原因と理由があります。


例えば--------

リードを見せると逃げる、


原因

リードや首輪を見せて隠れたり逃げたりするのは、散歩が嫌い、だからです。


理由

歩かない、進まないイヌに対して、飼主様が、必要以上にリードや首輪にテンションをかけ、引っ張ってしまう事がある。

不適切な首輪を、不適切な方法で使用している。

散歩中に他のイヌに襲われた。

通りたくない道 = 怖いイヌが待ち構えている所を通らなければいけない、等が考えられます。


例えば--------

散歩中に歩かない、


原因

外に連れ出しても歩かない、または、すぐに立ち止まるのは、散歩が嫌い、だからです。


理由

イヌが何らかの理由で、お散歩に ( 外に ) 不安を感じている。

わがままで歩かない行為をすると、抱き上げたり優しくしてくれることを学習している。


例えば--------

他人や他のイヌを見て逃げたり、吠えたり攻撃的な態度をする


原因

外刺激にあまり慣れていない、だからです。

 外刺激については、前回の 〈 犬の散歩について、なぜ散歩が必要?にて述べているので、重複するのも、、と思い、ここでは述べないでおきます。


例えば--------

リードを力強く引っ張る


原因

「 リードを引っ張らないことが良いことであること 」 を、イヌに教えていない、だからです。

教えられていなければ、ほとんどのイヌがリードを引っ張ります。


理由

散歩のマナーを教えられていないイヌにとっての正常な行動ということです。



お散歩全般にいえること

家族の横について歩くと楽しいことが起こる、もしくは、おいしいものがもらえることを、トレーニングを介して学ばせることにより、イヌは、ご家族を気にしながら横について歩く、外刺激に慣れた ( 動じない ) お散歩が、はじめてできるのです。

マナーの良いイヌ = 飼主様が楽に散歩ができる = 外に連れて行くのは大変だなぁと感じるのを減らせる、に変わります。

社会の一員として、イヌと暮らす上での良いマナーとは、「 愛犬と、飼主様が暮らすコミュニティーの中で、他者に不快感を与えない行為、行動 」 と、ドン・ペット・クリニックでは考えています。

よって多様な形、考え方があるのも事実です。

したがって、動物病院に御来院の際、飼主様が 「 私は、こんな風に暮らしたい、暮らしている 」 と、伝える事も診療を円滑に行うには大切です。

さて、実際の散歩では、ご家族を意識して歩く練習を。

まず、リードや首輪の装着は、お散歩デビュー前から屋内で練習をしましょう。

そして次に、ご家族を意識して歩く練習を。

それから、犬種により、お散歩の不必要が言われた飼主様もいらっしゃるようです。

お話を詳しく伺うと、ペットショップさんや、ブリーダーさん等から 「 チワワには散歩は必要ない 」 と伝えられてしまっている例ですが、犬種ではありません、個体差です。

人間でも運動好きな子供は、ある程度は遊んでからではないと、外が気になって勉強に集中できないって分かりますよね。

同様にチワワだって個体差で、散歩をしたほうが良い仔もいます。

個体差を見抜く努力が、飼主様に必要です。

また、散歩中にすべてのイヌに挨拶をさせるのは危険が伴います。

相手を選んで社会性を高めましょう。

喧嘩を売りにきたり、力試しに近づくイヌもいます。

攻撃的に威嚇したり、吠えたりするマナーの悪いイヌに出会ったら、できるだけ早くその場から離れましょう。

吠えられ続けると、ご自分の愛犬も同様の行動で相手に対応するようになります。

お散歩中は、ご家族を意識させて歩く時間を持ち、公園などでは ( ケースバイケースですが ) ロングリード ( ノビノビリードではありません! ) を装着させて、イヌらしい行動 ( 匂いをかぐ、走る、探索する、土に触れる、など ) がとれる時間も与えましょう。

メリハリが大切です。

基本は、生活の中で繰り返し愛犬が従わなければいけない機会を何度も与え、自分の好きなことや楽しいこと、美味しいもの、すべてご家族に管理されていることを、自然と学ばせていくことが大切です。

文章にすると厳しくなってしまいますが、人も成人し自分で生活をするまでは、門限やおこずかい、他、色々な事が、親に管理されていますよね。

同じ事です。

マナーという意味から、お散歩中の行動として、家族以外の方 ( 他人・特に犬と暮らした経験がない方 ) への 「 吠えや飛びつき行動 」 についてですが、日本では小型犬を飼育しているご家庭が多いせいか 「 吠えや飛びつく 」 行為に、飼主様は寛容的なようです。

知らない人に吠える ・ 飛びつく等の行為はマナーの良い行為ですか?

吠える ・ 飛びつく等の行為の大半は、ご家族が強化しています。

「 吠える ・ 飛びつく → 抱き上げる、膝に乗せる、話かける 」 といった流れにより

「 吠える ・ 飛びつく → 愛犬にとって良いことが起こる 」 ことを学習してしまいます。

なにか要求があったら、

「 人の前で座る → 愛犬にとって良いことが起こる 」 ことを学習してもらい、習慣づけたほうが楽かな?

最初のアクションは、「 吠える・飛びつく 」 ではなく、飼主様や他人の前で 「 様子をうかがう、お座り 」 がおりこうさまではないでしょうか・・・

でも、いつも叱っているのに治らないんです・・・とのお声を良く聞きます。

飼主様の努力は分かります。

がんばっていらっしゃる、、、。

でもね、叱り方が間違っているのです。

愛犬に伝わって無いのです。

まずは、方法を変えてみましょう。



■関連トピック↓


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【医療トピック版】
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コチラは、病気にさせないためのお話です。
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