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2018-10

犬、避妊手術後の尿失禁に対する治療情報


海外 ( 主に米国 ) では、治療薬として、フェニルプロパノールアミンを、処方される事があります。

この薬は、
日本では販売 ( 承認 ) されていません。

( 米国では動物用要指示薬として商品名 : PROIN )

よって、日本での処方 ・ 同薬取り扱いは、獣医師の責任の基に、飼主様の承諾の上で、処方される薬です。

また、同薬の治療 ・ 作用目的は 「 尿道括約筋を緊張させたい 」 であり、症状への対応 ・ 治療ですので原因治療ではなく、生涯の投薬が必要と考えられます。

ドン・ペット・クリニックは、現段階では、原因と考えられているホルモンへの対応 ・ 治療をお奨めしています。

お悩みの飼主様、まずは、動物病院に相談です。

今回の、「 犬、避妊手術後の尿失禁に対する治療情報 」 は、昨年8月に更新した 「 尿失禁 ( 尿漏れ ) と、犬の避妊手術 」 の、追加情報に当たります。

尿失禁は、とにかく奥が深い。

一筋縄では行きません。

そして、尿失禁 ( 尿漏れ ) は、レベルによって、本犬 ・ ご家族、双方共に、暮らしのクオリティーが低下する可能性があります。

生死にすぐ関わる問題ではないので、なかなか表に出てきづらいテーマではありますが、当の御家族にとっては一大事です。

2013年現在、まだ 「 ほぼこれでバッチリ
OKさ!」 の、ゴールデンスタンダードはありません。

なるたけ情報収集、蓄積、勉強、経験、積んでいきたいです。


★!★!オマケ!★!★

先日、獣医学雑誌を読んでいて、「 薬か、毒か、という一元的なとらえ方をすること自体が、危ういこと 」 を指摘した、パラケルススという昔の人の言葉を知る機会がありました。

「 全ての物質は、毒である。毒と薬を分けるのは、用量のみである 」

オ~、なんと簡潔、わかりやすい。

毒か薬かを分けるのは、用量のみではないのですが、さすが、先人。

この言葉を、15世紀~16世紀にかけての人が言うなんて、秀でた人は違うなぁ。

日々の診療の中で、薬について、飼主様と獣医師が、論議することありますよね。

そんな時、飼主様に伝えたいひとつになるだろうな、と、思いました。


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