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2018-08

最近の犬フィラリア予防とノミ・ダニ ( マダニ ) 対策 ~予防薬の組合せ編~


最近のフィラリア症やノミの予防薬は、フィラリア ・ ノミ ・ マダニ ・ ミミダニ ・ 疥癬、そして、消化管内寄生虫 = 回虫 ・ 鉤虫 ・ 鞭虫 ( 条虫以外 ) 対策が、ダブル、トリプル、もしくはそれ以上のミックス効果の薬が、各社より発売されています。

その結果、内服薬もしくは滴下薬を組み合わせる処方により、オール予防 ( 駆虫 ) が可能となり、予防対象を絞った明確な予防も可能な時代になりました。

しかし、安易な組み合わせは効果効能が重複してしまったり、投薬時期が不適切であったり等により、予測困難な副作用の発生も懸念されると考えられます。

副作用の発現は確認していませんが、他の動物病院から、薬効が重複した処方を受けて、「 これって・・・? 」 と、ドン・ペット・クリニックに、相談のため来院なさる飼主様もいらっしゃいました。

しかし、ほとんどの場合は、飼主様は、気がついていらっしゃいませんでした。( 説明を受けていなければ当然だと思います )

体に良いとは考えられませんし、費用も無駄です。

愛犬に必要と考えられる効果効能の薬を、適切な時期 ・ 期間に投薬することが、大切です。



● 効能が重複 ( 変な組み合わせ ) の具体例 ( 一部 )


A例

犬フィラリア予防に 「 システック 」 + ノミ・マダニ対策に 「 フロントライン・プラス 」 「 マイフリーガードα 」 等。

これは、ノミ卵 ・ ノミ幼虫の発育阻害が、重複してしまいます。


B例

犬フィラリア予防に 「 カルドメックチュアブル ( おやつ ・ 骨型タイプの薬 ) 」 + 駆虫薬の 「 ドロンタール 」。

これは、消化管内寄生虫の回虫 ・ 鉤虫が、重複してしまいます。


C例

なんらかの犬フィラリア症予防薬を投薬している時に、ノミを見つけて、ノミ駆除のために + 「 レボリューション 」 を滴下。

これは、ノミにはGOODなのですが、フィラリア予防が重複してしまいます。


上述のような処方は、動物病院の認識不足?が原因で生じているのですが、危険が及ぶのは動物さんです。

目的と効能をしっかり理解して薬を選択することが大切です。


また、予防期間中に薬の種類を変更することは、基本的に可能です。


投薬時期については、「  犬フィラリア予防、動物病院によって違うの?(期間・検査)」 をご覧ください。



● ドン・ペット・クリニックが推奨する組合せのうち、具体例を一部紹介


現在の国内犬認可動物薬では、必要十分な最高の組み合わせと自負しています。

( 気温等により左右されるため都内限定を条件とします。ノミについては、飼育環境にも左右されます。)

追記( 2016年 )
2016年よりノミ ・ ダニ ( マダニ ) 駆除薬を変更しましたので、最高の組合せとしては下記の 「 マイフリーガード 」 「 プラク‐ティック 」 から 「 ネクスガード 」 に移行です。
詳細はこちらをご覧下さい。
2016年ドン・ペット・クリニック、犬のノミ・ダニ(マダニ)駆除薬変更のお知らせ


例 ①

4月、桜が咲いたら 「 マイフリーガード 」 ( 体重の軽い犬さんは 「 プラク‐ティック 」 ) を始め、マダニの事を配慮し10月まで継続。( その年の暖かさにより変動有 )

5月、ゴールデンウィーク頃から 「 システック 」 を始め、12月まで継続。

→ これは、「 マイフリーガード 」 「 プラク‐ティック 」 で、ノミ成虫・マダニ成虫を駆除。

「 システック 」 で、フィラリア予防と、回虫 ・ 鉤虫 ・ 鞭虫を駆除、ノミ卵 ・ ノミ幼虫を発育阻害。

はい、上記だと効能の重複もなく、2種類のお薬で、最強セットの出来上がり!です。


例 ②

4月、桜が咲いたら 「 マイフリーガード 」 ( 体重の軽い犬さんは 「 プラク‐ティック 」 ) を始め、マダニの事を配慮し10月まで継続。( その年の暖かさにより変動有 )

5月、ゴールデンウィーク頃から、内服が簡単な 「 モキシハートタブ 」 を始め、12月まで継続。

そして、前述したように、予防期間中に薬の種類を変更することは、基本的に可能ですので、必要を感じたら、5月、または12月、もしくは途中任意月 ( 例 : ノミ ・ マダニ駆除薬終了月、真夏、旅行後、等々 ) のどこかに、1ヵ月ないし2ヶ月を 「 システック 」 に組み込み変更。

→ これは、「 マイフリーガード 」 「 プラク‐ティック 」 で、ノミ成虫・マダニ成虫を駆除。

内服が簡単な 「 モキシハートタブ 」 で、シンプルにフィラリア予防。

組み込みの 「 システック 」 は、フィラリア予防と、回虫 ・ 鉤虫 ・ 鞭虫を駆除、ノミ卵 ・ ノミ幼虫を発育阻害。

つまり、「 システック 」 を組み込んだ変更月は、年に1回もしくは2回のお腹の虫の駆虫月と位置づけられます。

駆虫を、年に1回と御希望なさる場合は、ノミ最盛月の間に、もしくは、「 ノミ ・ マダニ成虫駆除薬 」 の、最終使用翌月に計画すると、「 ノミ卵 ・ ノミ幼虫を発育阻害 」 の効能も、余すことなく効果を発揮できると思われます。

しかし、予防期間中にフィラリア予防内服薬の変更があると、「 間違えちゃいそう・・忘れちゃいそう・・ 」 と、言う方は、お薬の変更月を単純に5月と12月にするか、お薬の変更月があるパターンは、避けた方が無難かも・・・。

条虫については、主な感染源のノミを駆除しているのでOK、ミミダニ ・ 疥癬については感染率が低いことより、感染確認後の治療でOKと考えています。


いずれにしても、フィラリア予防 ・ ノミ予防・対策のお薬は、「 必要な効能 ・ 希望する効能を、必要な時期 ・ 期間に、地域環境や生活スタイルに合わせて、効能を重複させない事はもちろん、正しい知識に基づく副作用 ・ 副反応にも配慮をした選択をし、組み合わせも工夫する 」 です。

当たり前のことですね。

正しい予防・対策・駆除をして、動物さんも人も健康で快適、安心な楽しい毎日を過ごしましょう。

少しクドイ文章となりました・・・。

でも・・・

伝えたいんです・・・。

ぜひ獣医師に相談して決めましょう。

そのためにも獣医師がいるのです。



★!★!注意!★!★

ドン・ペット・クリニック推奨組み合わせの、例 ① ・ 例 ② は、共に昨年の予防がしっかり行われていることが条件となります。

昨年の予防に自信がない ( 感染が心配 ) 場合の推奨は、「
犬フィラリア予防、動物病院によって違うの?( 期間 ・ 検査 ) 」 をご覧下さい。



■ 関連トピック↓

犬フィラリア予防、動物病院によって違うの?(期間・検査)

犬フィラリア予防薬、ドン・ペット・クリニックの考え

犬フィラリア予防しようかな。
でも開始の5月が過ぎちゃった、さてどうしよう?


【HPお知らせ版】
2013年ドン・ペット・クリニックのノミ・マダニ予防薬・フィラリア予防薬


【バイエル薬品(株)】守って幸せ学んで幸せ~さようなら寄生虫~
※ フィラリアも寄生虫です



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ドン・ペット・クリニックのホームページは こちら



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