2018-07

ドン・ペット・クリニックのワクチン副作用・副反応、発生状況(1996開院~2017.6月現在)新たな発生に伴い更新します


◆ 当院のワクチン副作用・副反応、発生状況
( 1996開院 ~ 2017.6月現在 )


20173月、5年ぶりの新たな発生に伴い、報告をupしたばかりですが、新たな発生がありましたので、追加更新しました。

ワクチン接種時の注意事項等の文は3月の時と同じものです。

発生事例の追加をしてあります。

あとワクチン接種スケジュールについて質問されることが増えて来たので、同じく今年3月にupした 「 2017年版ドン・ペット・クリニックのワクチン接種ガイドライン ( 犬 ・ 猫 ) ワクチン接種時期を獣医師に相談しよう 」 をこのページにも貼り付けました。( HP掲示板の 「 犬:注射関連 」 のお話 ・ 「 猫:注射関連 」 のお話に入っています )

その中にWSAVAが作成したものも載せていますが、3月時点では和訳されていなかったのですが現時点では2015年版は和訳されました。( 当院のトピック手直し間に合っていません、したがって英文のものが載っています。すみません )

これからもワクチンで副作用・副反応が新たに発生したら、それに伴い追加します。

「 正しく理解し、きちんと接種 」 を伝えたくての記載です。

ワクチンは恐れる必要はありません。

ドン・ペット・クリニックでは、ご質問またはワクチン接種前には必ず説明している内容です。

他にも 「 ? 」 があればご遠慮なくどうぞ。


◆ 狂犬病予防接種 ( 犬 )

接種直後 ( 5分以内 ) の嘔吐、1頭。
アナフィラキシー反応です。
放置すれば死亡もあり得るパターンです。
穏やかな反応でしたので落ち着いて対応させていただきました ⇒ ちゃんと復活。

接種直後 ( 5分以内 ) の一過性の痙攣から意識混濁、1頭。
アナフィラキシー反応です。
ワクチンの副作用・副反応としては少ない事例です。
放置すれば死亡もあり得るパターンです。
即時対応させていただきました ⇒ ちゃんと復活。
挿管して呼吸確保レベルには至らず良かったです。


◆ 犬5種 ・ 8種 ・ 10種、混合ワクチン合わせて

接種直後 ( 10分以内 ) の嘔吐、1頭。
アナフィラキシー反応です。
放置すれば死亡もあり得るパターンです。
かなりビビッテ対応させていただきました ⇒ ちゃんと復活。
私のテクニック&神様のおかげでした。

当院接種後4時間以内の顔面腫脹 ( ムーンフェース )、6頭。
アナフィラキシー様反応って事です。
顔がブン殴られた様に腫れます。( 顔中を蚊に刺された感じかな?)
ブンブンブ~ンと腫れます。
ほっといても半日くらいで治るのですが、普通は抗ヒスタミン剤等で治療します。
死亡する事はまずありません。
したがって、もちろん元気にしています。


◆◆ まとめ ( 犬 )

どこの獣医さんでも、こんな数ではと思います。忘れた頃にやって来るナメてはイケナイ感です。
文献的には、さまざまな報告があるのですが、日本では1000回につき2~4頭が発生しており、欧米と比較して発生率が高い傾向にあります。



◆ 猫3種混合ワクチン

当院接種後4時間以内の躁痒感 ・ 全身性の痒み ・ 皮膚温上昇、1頭。
アナフィラキシー様反応です。
もちろん、その後元気です。


◆ 猫5種混合ワクチン

当院接種後24~48時間以内での食欲不振、3頭。
副反応とは考え難いのですが・・・もちろん、その後元気です。
現在、当院では猫5種は実施していません。


◆◆ まとめ ( 猫 )

3種に限って言えば、私は経験しましたが、本当に珍しいと思います。
文献的な報告も私は見た事はありません。


以上、副作用・副反応はゼロでは無い事も事実です。



大切

ワクチン接種は、

① 接種前後は疲れやすい事 ( シャンプーや、いつもの生活とは違う事 ) は、避けて、

② 本人が、元気!食欲OK!で、( いつもと同じ )

③ 接種後はご自宅で、様子の確認ができる余裕のある日に、

④ 午前中、もしくは夕方6時位までに接種、

を、ぜひ心掛けましょう。




◆ アナフィラキシーショック
( ワクチン副反応を例として )


生体がワクチンを異物として認識してしまうと、アレルギー反応をおこしてしまう事があります。

その中でも 「 即時型アレルギー 」 と呼ばれ、接種後数分~1時間以内に激しい症状が発現するものをアナフィラキシーショックといいます。

主な症状としては、急激な血圧低下による虚脱、呼吸困難、粘膜蒼白、嘔吐などです。

アレルギー反応は数回接種した後でも ( !昨年接種して大丈夫だったとしても ! ) 発現することがあり、ショックが発現した場合には、一刻も早い処置が必要となります。

数回接種した場合での発現については、人間の花粉症が、毎年花粉は飛散しているのに突然年齢に関係なく発症する事 ( 花粉症になる ) が、同じ理由です。


ということで重複しますが、ワクチン接種前には健康上問題ない事 ( いつもと同じ事 )、午前中もしくは夕方までの接種、半日は観察できる状態は大切です。
閉院間際のワクチン接種は止めましょう。
対応が難しい場合があります。



◆関連トピック
各々注射情報の関連リンク一覧ページ
( 当院HP掲示板からも閲覧できます )


HP掲示板】
「 犬 : 注射関連 」 のお話はコチラ


HP掲示板】
「 猫 : 注射関連 」 のお話はコチラ


【HPお知らせ版】
2017年版ドン・ペット・クリニックのワクチン接種ガイドライン ( 犬 ・ 猫 ) ワクチン接種時期を獣医師に相談しよう


HPお知らせ版】
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ドン・ペット・クリニックのホームページは こちら 


 


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