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2018-08

生後のワクチンはナゼ2回または3回なの?

 
生後2~3日の間に、母犬・母猫が与える乳を、初乳といいます。

初乳には、特別に移行抗体が含まれていて、ワクチンのようにウイルス性の病気から仔犬・仔猫を守っています。

この移行抗体が、徐々に減少するのに合わせて仔犬・仔猫は成長し、自分で抗体を作り、ウイルス性の病気から守れるようになります。

しかし、ワクチン接種の面からみると、この移行抗体により、ワクチンが阻害されてしまい効果が出なくなってしまうのです。

よって、
約60日と約90日齢、もしくは、約125日齢 ( 2または3回 ) に接種すれば、移行抗体の減少と同調し、まあOKでしょ、という事です。

ブースター効果と言って、同じ種類のワクチンを、一定の間隔をあけて、複数回接種することにより、免疫を増幅させる事ができます。

特に不活化ワクチンは、そのように接種して、効果を高めていくことを狙っています。

以上が、生後の複数回接種の大まかな理由です。

動物病院で、その仔に合わせたワクチンスケジュールを、獣医師に相談して立てましょう。

オマケ
人間の小児に対して、インフルエンザワクチンを2回接種するのは、ブースター効果を狙ったものです。


【 「 犬 : 注射関連 」 のお話、リンク一覧ページ 】

【 「 猫 : 注射関連 」 のお話、リンク一覧ページ 】

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