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2019-12

うちの犬、散歩中に立ち止まると後ろ足が震える!(後肢の震え)


今回は最近増えてきたご質問で、犬さんの足、特に目立つ後ろ足 ( 後肢 ) の震えについて、です。

ブルブルそれなりに震えているわけですが、足の震えの発作が起きて ・・・ と、ご心配なさった飼主様もいらっしゃいました。

そうか、発作だと感じる方もいらっしゃるんだと、勉強になります。

ということで、本文開始です。


◆うちの犬、散歩中に立ち止まると後ろ足が震える!( 後肢の震え )

犬さんは、だいたい10歳くらいの老齢期を迎えると、起立安静時 ( 4本足を着地してジッとしている状態 ) に、左右の後肢 ( 後ろ足 ) または片側の後肢 ( 後ろ足 ) が、小刻みに震えている状況が見受けられるようになってきます。

その時飼主様は、「 歩き方とか運動能力等には問題無いのに ・・・ 」 とお感じの方が多いと思います。

ドン・ペット・クリニック的には、動物病院に来院して飼主様と数分でもお話している間に犬さんの緊張が解ければ、だいたい現象を確認できる感じです。

現象さえ確認できれば加齢性変化? の判定は可能です。

今回の加齢性変化とは 「 老齢性振戦 」 とよばれている 「 不随意運動 = 無意識に勝手に動く ・ 意思に基づかない不合理な運動 」 の1つです。

「 本態性振戦 = 原因不明で震えだけが症状 」 に、分類されることもあります。

老齢性振戦は、生命を脅かすような、あるいは生活の質を低下させるような病態ではないので、治療は不要とされています、うーんつまり治らないなーです。

判定は、見なければ分からないので来院をお勧めいたします。

でも ・・・ 先生、それで確定診断?・・・ の御質問に対して答えは、はい本来は違います。

確定診断する為には、除外診断も兼ねて脳のCTまたはMRI ・ 脳脊髄液検査まで必要でしょう。

でもね、検査には人と異なり検査中に犬さんは動いてしまうので、全身麻酔が必要です。

むやみに麻酔を恐れる必要はありませんし、必要な時は侵襲的検査や処置も行った方が良いでしょう。

つまり天秤にかけて考えるって事です。

今回のお話の場合は、麻酔リスクや費用等を考慮すると経過観察の意味も含めて仮診断として 「 老齢性振戦 」 と、ドン・ペット・クリニックでは説明しています。

こういう御質問が増えて来たのは、犬さんの健康寿命が延びたおかげだと思います。

普段の生活を滞りなく元気に過ごせているからこそ気付くわけで、これがあの病気この病気、立つのもおぼつかない ・・・ だったら、ね ・・・。

だから悲しまないでね。


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