犬フィラリア予防、動物病院によって違うの?(期間・検査)
学術的にお答えします。
■ 投薬期間について
地域 ( 大田 ・ 世田谷 ・ 目黒 ) が同じなら、同一の筈です。
飲み薬・滴下(皮膚に垂らすタイプ)は、24時間しか効果は在りません、ってことは、月に1回、体に入ってしまった虫(フィラリア)を、1ヶ月分貯めておいて、一気に殺す、って作戦です。
したがって、4月に飲む・滴下は、3月分の虫殺しなので、3月に蚊はいないでしょ。
ですので、4月の投薬は、本当に不必要です。
当院のお勧めは、5月~12月。
12月に蚊はいるか?ですが、最後に完全を期して殺しておくです。
■ 検査について
検査とは虫が心臓に居るかどうかを見ています。
フィラリアは、蚊に刺されてから心臓に行くまで、6ヶ月以上かかります。
だから、4月に検査すると、10月以降の虫はひっかかってきません。
んじゃダメでしょ。
だって10月って蚊いるもん、てな訳で4月の検査は・・・?です。
また、仔犬さんは、母犬からのフィラリアの胎盤感染・経乳感染はありません。
つまり、生後に蚊に刺されると、感染の可能性が、始まります。
仔犬さんの検査は、生後6ヶ月以上 ( 確実性を考慮して7ヶ月 ) でなければ意味がありません。
ご質問、ご相談、ご遠慮なくどうぞ
■ ↓関連トピック
「春」は検査の季節なの?動物病院の「春のキャンペーン」って?一体全体・・・
(2015年4月更新)
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